雑誌印刷部数の2023年10-12月期 最新数値が公開されたので、今回も数値動向を見ていきたいと思います。
発行部数の過去の記事は以下から
部数が増えたカテゴリー、減ったカテゴリー
前年同月比として、伸びたカテゴリーと減少したカテゴリーを抽出してみます。
2023年10-12月期は残念ながら増えたカテゴリーは見当たりませんでした。その中でも減少数が少ないカテゴリーをピックアップしてみます。
部数が増えたカテゴリー
部数減少が最も少なかったのは、業界・技術専門誌でした。こちらのカテゴリーは家の光協会の「地上」1誌のみとなります。
またナチュラルライフ誌も「ku:nel」のみとなり、ゲーム・アニメ情報誌は「Vジャンプ」や「アニメージュ」などがカテゴライズされています。
部数が減ったカテゴリー
最も部数が減ったカテゴリーは「週刊少年ジャンプ」「週刊少年マガジン」などを含む少年向けコミック誌で、次いで「週刊文春」「FRYDAY」などを含む週刊誌、「ESSE」「サンキュ!」などを含む生活実用情報誌と続きました。
前年比で部数が増えた雑誌
趣味の園芸 やさいの時間
最も部数を伸ばした雑誌はNHK出版**「趣味の園芸 やさいの時間」**でした。2倍以上の数値となっており、集計方法の変更やミスがあった可能性も否定できません。
JUNON
主婦と生活社**「JUNON」**も前期から連続で上昇しています。要因としては、2023/12/21発売の「2024年 02月号《特別版》」にて、EBiDANスペシャル 全メンバースペシャルカード付きが大きく影響したと考えられます。
TV LIFE
近年、テレビ誌の部数が底を打ち回復傾向にあります。2023年10-12月は「ジャニーズゼロ」にも関わらず、Snow Man特集が功を奏したようで、部数も好調だったようです。
前年度比で部数が減った雑誌
週刊少年ジャンプ
最も部数が減少した雑誌は「週刊少年ジャンプ」となり、前年同月比で12万部(11%)の減少となっています。
ハルメク
部数を唯一伸ばしていた「ハルメク」ですが、2022年10-12月をピークに、特に上場後は部数減少が続いています。
コスメ・ビューティー誌の熾烈な戦い
最も部数が大きかったのは、講談社「Voce」で95,667部、次いで小学館「美的」89,000部、集英社「MAQUIA」72,800部、光文社「美ST」57,150部となっています。
2025年1-3月期に「週刊少年ジャンプ」100万部割れか?
このまま減少傾向が続くと、2025年1-3月期の数値発表でついに100万部割れが予想されます。
dマガジンが飛躍する?
紙メディアが苦戦する一方で、最も代表的なデジタル雑誌「dマガジン」は比較的好調な模様です。






